2005-01-01から1年間の記事一覧

都筑道夫のホテルディックシリーズ(読み途中)

都筑道夫を引き続き読んでいます。 最近読んだのが「髑髏島殺人事件」そして「ホテルディックシリーズ 探偵は眠らない」。 なんですが。読了後、後書きをよみつつよく考えたら「探偵は眠らない」はホテルディックシリーズ初の長編小説、ということは他に先行…

都筑道夫愛読会その1

最近都筑道夫にはまり始めたので、小説を集めています。いやまだ初心者ですが。 文庫全集も出始めたのでそちらも買っていますが、なにしろ短編を600編以上、長編もいろいろと書かれた方なので、なかなか追いつかず、もっぱら古本屋で買っていたりします。…

倉橋由美子先生…

倉橋由美子「あたりまえのこと」(朝日文庫)を読みました。 エッセイや評論をまとめたものです。なんというかいろいろ打ちのめされますね。 このひとのあたりまえ、にどれだけの人が付いてこれるのかと。 主な題材は小説について。 源氏物語から三島由紀夫…

逆行

いままでの読書記録を書いた手帳が見あたりません。仕方がないので、とりあえず今日読んだ新しい本から逆行するように書いていこうかと思います。 いや、いろいろ順番とか考えてたらなんにも書けないと気が付いたので。で、今日まず読んだのが松浦寿輝「花腐…

正確に書くと11月4日と5日分

日日日の「狂乱家族日記」を一気読みしたですよ。 1〜3まで。 続き物なので一気に書きます。ジャンルは近未来SFなのでしょうか。それとも家族もの?まず壱さつめ。いわゆる起承転結の起。 家族が(初めて)出会うところからです。 何といっても凶華のキ…

都筑道夫愛読会その0

手帳、見つかりました。 部屋にありました。良かった。それで、書きためていた読書メモをみてみたら、よく考えたら今年の7月中にも都筑道夫の小説を読んでいるではありませんか。「怪奇小説という題名の怪奇小説」(集英社文庫)…どうしてこんなに面白い小…

2005年4月の読書日記(総集編)

こちらの日記の更新がまた間が開いてしまいました。 忘れないうちに4月分14冊をまとめて書くことにします。 (あともう一冊読んだ気がするんですが、思い出せないんですよね…。思い出せたらこっそり追加しときます) 4月2日 伊丹十三「ヨーロッパ退屈日…

最近読んだマンガなど(失踪日記と監督不行届)

そういえば、読んだマンガについてはあんまり書いてなかったなあと思いつつ。 いや実際は小説以上にマンガを読んでたりするんですが、収集がつかなくなりそうで二の足を踏んでいたんですけど。 たまにはマンガについても書いてみてもいいかなあと(はてなダ…

最近読んだ本について

3月19日(金)〜21日(日)は、春分の日で連休でしたが、私にとっては久しぶりの読書週間でした。 3日で11冊も読みました。 うち5冊が津原やすみ名義(X文庫。わたしのエイリアンシリーズ4冊とシリーズ外で一冊)の本で、もう1冊は津原泰水の本…

ひさびさの古本屋

古本屋は、好きですか。 私は結構好きです。 普通の本屋さんとは別な時間が流れているような、品揃えの違いがあるところが良いなあと思います。 たいてい新刊より安めに買えるし。 でもなあ。 普通の本屋さんよりも安く買える場合が多い分、ついついリミッタ…

恐怖について(超怖い話とひぐらしがなく頃にと暗黒館の殺人)

普通の日常だと思っていたのに、実はホラーな要素が隠されているというのは結構怖いよなあ。 などとhttp://chokowai.netcinema.tv/をみたりしつつ考えてみる。 ネットシネマ超怖い話は原作小説の著者である平山夢明さんを案内人として、富士樹海などへの侵入…