ル−ス・レンデル「悪意の傷跡」




絵は悪意の傷跡のイメージで。誰が誰かは秘密です…。


悪意の傷跡 ウェクスフォード警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

悪意の傷跡 ウェクスフォード警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

やっと読了しました。

長編ミステリです。

いろんな事件が起こり次第に収斂していく様は、警察小説としても、ウェクスフォード警部を中心とした謎解きものとしても楽しめました。

女子高生誘拐。

ペドフィリアの老人の釈放を巡る周辺住民の困惑と団結。

幼女誘拐。

そしてドメスティックバイオレンス

またウエストフォードを巡る人間関係も様々に変動し、ときに事件に絡み合います。

最後まで謎が一つ残ることと結末がちょっと微妙かなあと思いましたが、ラストまで先が読めず面白かったです。



次はバーバラ・ヴァイン(ルース・レンデルの別名義)の小説も控えていたりします。ふふふ。