館強化月間
毎作とも某建築家が作ったという館を舞台に殺人事件が起こるという設定で、すでに6作出ています。
毎回凝った設定と仕掛けられた謎がとても面白いので、私は大好きです。
それで、今年の9月に7作目の最新刊「暗黒館の殺人上、下」(講談社ノベルス)が出たわけです。
凄いよ、上下とも4センチ以上ありますね(目測ですが)。
館シリーズの集大成だけあって力作です。
毎回おなじみの小野不由美さん作成の図版(館の詳細図ね)を再び見れただけでもちょっと感無量だったり。
(約10年くらい待ったしなあ)
そんで、読もうと思ってついふらりとネットの書評を見に行ったわけです。
(まあ、読む前に行くなよっていう話もあるでしょうが。それはそれで)
すると、どの書評をみても同じように書いてある文章があるわけです。
「ぜひ前作を読み直してから読んでください」
ってね。
一応読まなくても大丈夫なんだけど、
前作の関係者たちが出てくるんで、読んでいたほうがより楽しいらしい。
それで、「そうだな…」と思って本を探したのですが。
…見つからない。
一冊も見つからない。
おかしいなあ。
確かに前作は全作買ってるはずなんだが。
…日ごろ本を適当に並べていた弊害がここに!!
と言うほど大げさではないけど。
ちょっと困りました。
それでどうしたかというと。
仕方がないので
前作を全作買いなおしました。
まあさすがに、ノベルス版はやめて文庫でね。
先週注文したのが、今週中には来ると思うので。
今月は館強化月間というわけです。
月末までに暗黒館にたどり着けるといいなあ…。