エッセイ

エッセイを読む基準というと。

とにかく面白いこと。
読みやすいことが基準でしょうか。
基本的には笑って読めて、あとに残らない方が良いのですが。

学術的な内容のものも、ときには読みたくなるのですけど。
それは評論ということで私の中ではわりと別な扱いです。

(学術評論と言っても主に読むのは
 妖怪ものとか憑き物とかジャンルがかなり偏ってますがね。
 まあそれはまたどこかで書くとして)

最近読んだのは

中村うさぎ「ショッピングの女王」欲望のままにブランド品を買いまくる小説家。テンションの高さが素敵。

土屋賢二「汝みずからを笑え」女子大哲学科教授。鋭いつっこみのできる助手に恵まれているお方。いしいひさいち画の表紙が目印。

養老 孟司「バカの壁」(新潮新書)は解剖学(とくに脳専門)の大学教授。エッセイなのか、評論にいれるべきなのか。まあ話が一般的なことがらなのでエッセイということで。脳からの視点で考えるとこれほど世間一般でいわれるような常識とは違ってくるのかと面白かったですけど。

中島 義道「たまたま地上にぼくは生まれた」(講談社)不幸を自認する哲学者の語りと対談など。も微妙ですがまあエッセイとして。自分の死についての自覚が6、7才ごろというのは早熟だよなあ。偶然についての話が面白かった。

しかし。
最近…思ったより読んでないなあ。
ゲームにはまるとゲーム中心になるこのバランスの悪い生活をなんとかしたい。

自分のなかの定番は
中島らも とか
大槻ケンジ とか
菅野 彰 とか、かなあ。

あと思い出せばもっといると思うので
そのうち追加したいと思います。